セレーナゴメスがかかった難病ループスとは？［セレーナ・ゴメス難病告白］

アメリカの歌手、女優として有名なセレーナ・ゴメス（Selena Gomez）さんが
難病を発症していたことが明らかになり、
2014年の休業中に化学療法を受けていたことを告白しました。

・・・2016年8月31日
セレーナ・ゴメスさんは、
ループスの治療に専念するため活動休止を米ピープル誌にて発表しました。


By Lunchbox LP, Culver City, California (Lunchbox LP Flickr stream) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

セレーナゴメスさんが発症した難病とは、

ループスという
自分の免疫系が自分の体を攻撃する病気です。

日本では「全身性エリテマトーデス」と言われています。

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◆全身性エリテマトーデスとは

難病情報センターによると、

この病気は、英語でsystemic lupus erythematosusといい、
その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。
systemicとは、全身のという意味で、
この病気が全身のさまざまな場所、臓器に、
多彩な症状を引き起こすということを指しています。
lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、
狼に噛まれた痕のような赤い紅斑であることから、
こう名付けられました（lupus、ループス：ラテン語で狼の意味）。

発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、
関節、皮膚、そして腎臓、肺、中枢神経などの
内臓のさまざまな症状が一度に、
あるいは経過とともに起こってきます。

その原因は、今のところわかっていませんが、
免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。

難病情報センターホームページ（2015年10月現在）から引用

いまだ原因がよくわかっていない難病であり、
また男女比でみると9割が女性に発症し、
生理開始から閉経までの年代、子どもを産む年代の女性に多いそうです。

セレーナゴメスさんは、2013年12月より、ワールドツアー「Stars Dance Tour」にてアジア、
オーストラリアのツアーを予定しており2014年1月にも日本に来日する予定でした。

しかし、「自分自身の時間を持ちたい」という理由から、ツアーを中止。

何も理由を知らなければ、アメリカのセレブらしい理由に
落胆した人も多かったのではないでしょうか。

その後、リハビリセンターに入所していることが公となり、
なぜ入所しているかは明らかにされなかったことから、

当時付き合っていた
ジャスティン・ビーバーさんとの別れの影響で
何かしらの依存症なのではないかなど憶測がとびかいます。

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◆化学療法中だったことを告白

「私はループスと診断され、化学療法を受けていました。休暇はそのためだったのです」と語った他、ゴシップ報道について、「何も知らないくせに。化学療法を受けているのよ、このろくでなし、と言ってやりたかった」 AFPから引用

当時、理由を知らないマスコミは、
おもしろおかしくセレーナゴメスさんのことを書きたてていたわけですが、
全く笑えない状況です。。

また、米人気歌手テイラー・スウィフト（Taylor Swift）さんとの友情にも支えられたといい、「（スウィフトさんは）私に元気をくれた」と語っている。 AFPから引用

2015年8月30日にアメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスの
マイクロソフト・シアターで行われた音楽祭VMAで
テイラー・スウィフトの隣で元気な姿をみせてくれています。

テイラースウィフトの受賞に花を添える形で登場したセレーナですが、
大親友のテイラーは実情を知っていたので
反対にセレーナを元気づけるためにも感じます。

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リハビリセンターに入った理由を明かしたセレーナゴメスさん。
難病と闘っていても、反対に元気をくれるかのように活動し、
9月21日からはアメリカで放送される「ザ・ヴォイス」シーズン９にて
特別アドバイザーとして出演します。

また日本にきてほしい！ツアーをしてほしい！！と少しばかりは思いますが、
免疫系にかかわる病気、体力勝負のツアーですから
そんな無理なことはさせられないですね。。

病気の重症度によって経過が違う病気ですが、
体調を崩されないように、、と祈るばかりです。

とおく、とおく日本の片隅で、セレーナさんの健康祈願。。。

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